神奈川県真鶴町から委託を受けて、真鶴町地域福祉計画策定のお手伝いをしました。

　地域福祉計画とは、様々な地域の担い手が、同じ方向を向いて地域福祉を推進できるよう、進むべき方向性やそれぞれの役割を示すものです。私たちは、次の2つのステップを通して、この計画をつくりました。

地域課題の“見える化”

まず、地域福祉に関する課題を把握するために、暮らしに関するアンケート調査やインタビュー調査をしました。そのほか、健診のデータなど、町民の健康状態に関するデータも集め、保健、医療・介護、生活支援など、あらゆる分野の課題をわかりやすいかたちに“見える化”しました。

地域福祉計画策定にむけたワークショップの開催

　次に、“見える化”された地域課題をふまえて、「こんな町になったらいい」、「こんなふうにまちづくりをしていこう」というビジョンを、住民や行政、社会福祉協議会、国保診療所、介護関係者が一緒になって考えました。保健、医療・介護、福祉の分野ごとに、何度も話し合いを重ね、ようやく計画ができあがりました。

今後は、計画を実行にうつせるよう、私たちもお手伝いしていきたいと考えています！