日本学術会議の公開シンポジウムで中村正和センター長が講演しました。
2021年12月12日に開催された日本学術会議の公開シンポジウムにおいて、当ヘルスプロモーション研究センターの中村正和センター長が、「研究成果を制度につなげる ― 学術団体としての役割」をテーマにシンポジストとして講演しました。その講演動画が日本学術会議のホームページで公開されましたのでご紹介します。
このシンポジウムは、日本学術会議が2020年3月に政府や関係省庁に歯科領域におけるたばこ対策の推進を目指してとりまとめた提言を受けて開催されたものです。
中村正和センター長は、歯科領域において懸案となっている禁煙治療の保険適用を例にして、研究成果を政策につなげるまでの道のりと学術団体の役割について講演を行いました。講演の中で、センター長が強調したのは、政策実現のためにはエビデンスの構築に加えてアドボカシーが必要であり、学術団体としての役割として、エビデンスの構築だけでなく、アドボカシーにおいても果たすべき役割があることです。また、たばこ規制における本質的な障害に触れ、今後のたばこ規制の強化にむけた展望について述べています。
講演動画と講演資料、日本学術会議の提言のポイントは下記よりご覧いただけます。
講演動画(日本学術会議HPへリンク)
https://www.scj.go.jp/ja/event/2021/link/312-s-1212_link_2.html
※中村正和センター長の講演 約20分(1時間24分30秒から47分40秒まで)
講演資料
https://healthprom.jadecom.or.jp/wp-content/uploads/2021/12/gakujyutukaigi202112.pdf
日本学術会議の提言のポイント(日本学術会議HPへリンク)