活動報告

 

2018年度「今こそ地域診断」セミナーを開催しました

4月27日(金)・28日(土)の2日間にわたり、毎年恒例となった「今こそ地域診断」セミナーを開催しました。

 

このセミナーは、既存の保健統計資料を用いて地域の健康課題を明らかにするデータ分析の手法を学ぶことを目標に、講義と班ごとの演習という2部構成で行っています。行政関係者、医療従事者、大学研究者等幅広い職種の方々より好評をいただき、今年も30余名の方々にご参加いただきました。

1日目は地域医療振興協会 ヘルスプロモーション研究センターのシニアアドバイザーである柳川洋先生に地域診断に必要なデータの収集や具体的な分析方法についてご講義いただき、多くの質疑にお答えくださいました。

2日目は、国立保健医療科学院の横山徹爾先生をお迎えし、同院で公開している地域診断ツールの活用方法についてご講義いただきました。それを用いて具体的なある地区の地域診断をする演習を行い、活発な議論が繰り広げられました。受講された皆様が、今後、それぞれの地域で学んだことを実践に生かしていただけると嬉しく思います。