医療や地域の場でヘルスプロモーションを推進する
ヘルスプロモーション研究センターは、保健と医療の連携を目指して2015年度から新しい体制で活動しています。
ヘルスプロモーションの推進を目指して、医療施設ならびに自治体等と協働して、生活習慣病や介護・認知症の予防活動に先進的に取り組み、効果検証を実施しながら、効果が確認された取り組みを指導者研修や情報発信、政策提言を通して普及する活動を行っています。
活動報告
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ヘルプロセミナー「マルチモビディティ患者におけるフレイル予防と管理」を開催しました

日本公衆衛生学会総会にて中村正和センター長が飲酒対策に関する講演をしました

自治医科大学との協働事業「ともしび塾」が厚生労働大臣優秀賞を受賞しました

禁煙支援・治療の指導者養成プログラム(J-STOPネクスト)に関する学会発表を行いました

健康日本21(第3次)の推進に役立つたばこ対策のアクションプランを作成しました

自治医科大学との協働事業「ともしび塾」の食育ワークショップ2024を開催しました

ヘルプロセミナー「医療の場におけるフレイル予防」を開催しました

自治医科大学との協働事業「ともしび塾」の食育ワークショップ2023を開催しました
ヘルスプロモーション研究センターの5つの基本方針
先進的な取り組み
社会に発信できるエビデンスに基づいた質の高い取り組みを行います。
現場と協働した取り組み
現地活動に積極的に参加しながら、地域診断や現場のニーズを十分把握して、現場と協働した取り組みを実施します。
主体性のある取り組み
現場の求めに応じた支援にとどまらず、自ら目標を掲げて主体的かつ計画的な取り組みを行います。
専門性を生かした取り組み
スタッフの専門性や組織の強みを生かして、専門性の高い活動に取り組みます。 また、大学・研究機関等との連携のほか、全国の公衆衛生医等のネットワークを構築して、保健事業への専門的な支援体制の整備に取り組みます。
取り組みの効果検証と普及
PDCAに基づく取り組みを行い、その効果を評価します。効果が確認された好事例を指導者研修やホームページ等を通して普及を図るとともに、政策化にむけて国や都道府県等への提言を行います。
ヘルスプロモーション研究センターの主な活動
医療施設と協働した予防医療活動の推進事業
Health Promoting Clinic / Hospitalの実現
- 医療施設等へのスタッフ派遣による予防医療活動の実施
- 医療機関における禁煙推進の先進的モデル事業の実施
- 食事、運動、喫煙、飲酒等生活習慣に重点
自治体と協働したモデル事業
健康なまちづくりと地域振興を目指した産官学連携事業
- 自治体の健康課題を明らかにするための地域診断の実施
- 地域診断に基づいた予防医療活動の充実の検討・実施
- 地域振興につながるモデル事業の実施
指導者の養成・情報発信
ヘルスプロモーションに関する指導者教育・情報発信
- 各種セミナーや講演の企画・運営(テーマは地域診断、研究事業費の取得等)
- 取り組みの好事例やエビデンスに関する情報発信
- 禁煙支援・治療に関するeラーニングの普及(J-STOP事業)
- プライマリ・ケアの場における生活習慣改善支援のための指導者教育
保健と医療をつなぐネットワークの構築
ネットワークの構築と保健医療政策へのコンサルティング
- 地域医療関係者と公衆衛生関係者のネットワーク構築
- 自治体等の保健医療政策へのコンサルティング(施策の提言、事業計画・実施・評価における専門的助言)
- 「地域医療・公衆衛生ねっと」の運営
研究活動および研究支援活動
ヘルスプロモーションの推進に関する研究活動・支援活動
- 医療の場でのヘルスプロモーション、たばこ対策、地域ぐるみのフレイル予防等に関する研究の実施
- 研究に関する指導・助言