活動報告

 

東通村にて、コロナに負けない!「村民健康チャレンジ」を実施しています

青森県北東部、下北半島にある東通村で、ヘルプロ作成の「コロナに負けない!ポスター」を活用し、住民が主体的に自分に合った健康行動目標を宣言して1カ月間実行する「村民健康チャレンジ」を実施しています。ヘルスプロモーション研究センター(ヘルプロ)も事業に参画しています。

東通村は、県と同様に平均寿命が短く、高血圧や肥満、食塩のとりすぎ、運動不足、喫煙や多量飲酒者の割合が多いことが指摘されています。新型コロナウイルス感染症の流行下で生活習慣が悪化し、生活習慣病やフレイルが進行が懸念されたため、住民の健康意識を高めてもらおうと、村役場が村の医療センター、ヘルプロ(ともに地域医療振興協会運営)、動脈硬化予防啓発センターと協働し、この事業を企画しました!まずポスターとその内容をもとに作成した「コロナ撃退クイズ」を全戸配布し、コロナ禍での生活習慣について自己点検してもらい、できそうなことを「行動宣言」して、村ぐるみで1ヵ月間取り組む「村民健康チャレンジ」を開催することになりました。

参加者には、参加賞のほか抽選で10人に村の特産品の詰め合わせがもらえるプレゼント付き!同時に、参加者から「村のいいところ」「次世代に引き継ぎたいこと」に関する思いや意見を聞き取り、コロナ禍で地域の絆を深めることに役立てます。11月には、村のリーダーの健康意識を高めるため、食事、運動、飲酒、喫煙などの生活習慣の見直しにつながる7つの新しい検査「セブンチェック」を受けてもらい、「村民健康チャレンジ・第2弾」を実施する予定です!効果を確認して、これらの取り組みを県内外の他の自治体に普及したいと考えています。