オンラインフレイル予防サポーター養成研修を行いました
兵庫県でバス事業を営む神姫バス株式会社が、地域包括ケアシステムの担い手になるべく地域高齢者のフレイル予防に取り組む準備を始めました。バスガイドさんをはじめとする社員がフレイル予防サポーターとなり、高齢者の外出支援や買い物支援をしながらフレイル予防の一端を担おう、という企画です。ヘルスプロモーション研究センターでは、既に群馬県嬬恋村で行っているサポーター養成研修のノウハウと教材を活用し、神姫バスのサポーター養成研修の講師を務めました。
研修は完全オンラインで行いました。運動はDVDを活用し、栄養プログラムのエッセンスを伝える「紙芝居」は動画化することで臨場感を出し、内容はもとより、話す速度や強弱を体感してもらえるよう工夫しました。嬬恋村の方々にもゲストとして参加いただき、実際に教室を運営する際の注意点等を、体験談を交えてお話しいただきました。
最終回には、バスガイドさんたちが考えた
独自の「バスを活用したフレイル予防」の
企画発表会を行い、嬬恋村の方々と意見交換
を行いました。
思わず参加したくなる魅力あふれるコンテンツに、嬬恋のコメンテーターからも「嬬恋村にも
来てください!」との声が上がりました。
認定試験もオンラインで行い、全員優秀な成績で合格!14名のフレイル予防バスガイドが誕生しました。
関連記事が日経グローカルのNo.409号(2021年4月5日発行)に「地域ブランド戦略~高齢者に寄り添うバス会社」として
紹介されています。ご興味のある方はぜひご覧ください。
※日経グローカルNo.409号はコチラ
https://www.tm-office.co.jp/wp-content/uploads/e279747806ab78417d3b09d9f845c11a.pdf
この養成研修で使用したフレイル予防の教材は、ヘルプロHPで公開しています。
https://healthprom.jadecom.or.jp/documents/#actv_02-01-02
データダウンロードをご希望の方は、下記までご連絡ください。
Email: health-promotion@jadecom.or.jp (担当:川畑)